4月に入り、ここ南オンタリオの大地もやっと芽吹きはじめてきました。
本格的な春の到来をお知らせする前に、、、
今年の冬シーズン、みなさんの笑顔で賑わった氷上のアイスフィッシングについて、まとめておきたいと思いますよ〜。(´ω`)ノ
思い起こせば、昨年の12月は暖冬を憂慮して、凍り待ちの記事など書いておりましたが、、、
フタを開けてみれば、、、
年が明けて、1月の中ごろから気温はグッと氷点下10℃を下まわりマイナスの日々、、、
無事、アイスフィッシングのハット(釣り小屋)もオープンしました ~☆
今年もこの氷の上に戻ってきたと、心躍らせながらのハットでの初釣りは
例年通りのイエローパーチパターン。
プリップリおなかの30センチを超えるジャンボパーチたちが釣れました~♪
そして、今年の目玉はなんといっても、シスコ(Lake Herring) の解禁です!!
昨年までは、たくさん釣れても丁重に湖へお戻りになってもらっていたシスコさんをキャッチして、お家へ連れて帰っても良くなったのですっ!!
最大ひとり2匹までと決まっていますが、それでもそれでも
塩焼きなどにすれば脂がのっていて美味しいと噂に聞いていたシスコを連れて帰れるとあってワクワクはさらに止まらない、素晴らしいオープニングでした〜。
そのシスコも、数は少ないですが1月中になんとかお目にかかることができましたっ!☆
暖冬を懸念していたのがまったくの見当違いだったかのように、
2月は観測史上、記録に残る厳しい寒さで、2月中は1日もプラスの気温にならなかったそうです。。。
そしてこの冬、一番の寒さの2月15日、
なんと体感気温がマイナス46℃と、想像を絶する寒さの日に氷上へ出る機会に恵まれて、出てみれば。
そこは、、、
遊園地などでありそうな、南極のマイナス40℃を体感してみよう!的アトラクションのような、今までに経験したことのない過酷な寒さ。。。
とても良いお天気なのですが、極寒の冷気が靄のようにかかり遠景はかすみ、暖かなハットの中には、まるで生きているかのようにうごめいた白い冷気が入ってくるのがわかるとても幻想的な体験でした〜。
こんな寒さをトロントから約1時間ほどの場所で、人工的ではなく体感できることはなかなかありませんね。。。σ(^_^;)
OOAのアイスフィッシングツアーでもたくさんの笑顔が氷の上で弾けましたっ!☆
イエローパーチやシスコがたくさん釣れました。
分厚い氷の下から、お魚が上がってくるたびに大歓声!!
氷の上で、子供も大人も大はしゃぎです。
分厚い氷の下から、釣れて上がってきてくれたお魚たち、ありがとう!! (^人^)
参加していただいた方から、女性ひとりでも初心者でも、もちろん子供たちも楽しめるツアーだったと、最高の太鼓判をいただきましたっ!☆
そして、ツアー参加者のMちゃんがトロントの日本語雑誌TORJAにあてて、アイスフィッシンツアーの体験記を書いてくれましたよ〜
ぜひぜひ読んでみてください〜。
http://torja.ca/sportsoutdoor/icefishing-miisha/
3月の半ば、ハットの運営も終わりに近づく頃には、
イエローパーチが大半のパターンから一転して、シスコがたくさん釣れました。
これも例年通り、シスコは春を連れてきます。
気温がプラスになる日も出てきて、氷の上にカモメも戻ってきました。
まさにシスコは春を告げる魚、レイクシムコの春告魚です。
たくさんシスコが釣れて、時折イエローパーチが釣れる中、
ハット運営の最終日、3月15日の最後の最後、終了30分ほど前、、、
友人の竿に、ものすごいアタリがっ!!
氷の下から登場したのは、、、
なんと、春を告げるボスキャラ!!!
70センチを超える大きなホワイトフィッシュです!!!
なんともドラマティックな大団円。
今年も厳冬下にだけ出現する素晴らしいフィールドと、たくさんの笑顔や興奮をもたらしてくれたお魚たちに感謝感謝で、無事シーズンを終えることが出来ましたっ! (^人^)
そして、釣れてくれたお魚たちは、、、
フライにしたり、焼いたり〆たりと美味しくいただくのですが、
今年ははじめての試み、Facebookにコメントをいただいたご縁から
トロントのダウンタウンにある日系居酒屋 “鉄板健太” さんへ、釣れたお魚を持ち込んで料理していただきましたよ〜。
お料理は、シェフ健太氏におまかせ。
ドキドキワクワクと期待しつつ談笑しながら待つ中、出てきたお料理たちがコチラ ↓
目を見張る、驚きのクオリティーで出てきた料理たちっ
竜田揚げ風のシスコのフライやイエローパーチのアクアパッツァ、そしてイタリア〜ンなイエローパーチの一皿まで
参加者一丸となって、出てくると一瞬で無くなってしまい秒殺でお皿はキレイに。
心あたたまる料理たちに舌鼓を打った夜でした ~♪
鉄板健太の健太さん、どうもありがとうございました。
まるで別の惑星へ迷い込んだような大氷原の上で、大興奮のアイスフィッシングを目一杯楽しんだ後に、
釣ったお魚を美味しくいただけるなんて、なんて幸せで素敵な組み合わせ ☆
実際に体験してみると想像以上に楽しく美味しく、幸せなひと時でした〜♪
興奮して、感動して、感激して、感謝する、
そして、美味しいご飯に舌鼓を打ち、たくさん笑う。
こんな素敵なツアー造形を目指して、来シーズンは望みたいと思いますっ ( ̄^ ̄ゞ
来年のシーズンスタートが今から楽しみでなりません。
2015年、アイスフィッシングをご同行していただいたみなさん
楽しいひと時を、どうもありがとうございました!!! *\(^o^)/*
そして、ありがとうレイクシムコ
来年もどうぞよろしく。