年が明けてからというもの、もう氷の上の様子が気になって気になって、、、
北の湖からHUT(釣り小屋)もオープンしたとの知らせも入り、もうアイスフィッシングへのウズウズが止まりませんっ!
というわけで、湖の凍り具合も確認するべく、氷原に穴を開ける大きなドリルを担いで行ってまいりましたよ〜。
北のミズウミ、アイスフィッシングのメッカ、レイクシムコへ!
今回はハット(釣り小屋)を利用するのではなく、徒歩で氷上へ繰り出しての氷穴釣りです〜 (´ω`)ノ
湖畔に着くと、そのまま湖の上へ車で進みます〜(笑)
しっかりと凍っている湖の上は広大な臨時の駐車場、どこに止めてもいつまで止めても無料の天然の駐車スペースです。(ただし毎年春先には、何台かは水没してしまうようなので、ご注意を (^^ゞ
車で氷の上へ進んでも氷は通常の地面と変わらず、ビクともしません。
まるで大地の延長上のような氷の上に車を止めて、ソリに荷物を積み、氷上へ出撃の準備です。
雲ひとつない晴れ渡った絶好のアイスフィッシング日和、この日の気温はマイナス15℃ほど、微風。
さぁ大氷原へ出発ですっ!
空のアオと湖の深いアオの絶景!
氷原の彼方、小さな点がポツポツと見えるあたりを目指します。
今年は雪が少ないので、氷の表面が見えてとても綺麗。ソリも滑りやすいので、釣りのポイントまで約800メートルほど、快適に進みます。
厳冬下、マイナス15℃を下回ってる氷の上なんですが、
なんなんでしょーこののどかな雰囲気っ♪
お天気もいいので氷の上にいる人たちはゴキゲンですっ!☆
氷上にハットやテントが密集しているエリアに入ってきました。
この時期、魚が釣れるポイントにはハットが集まり
まるで釣り好きな人たちの村、集落のようなコミュニティーが出現します。
まさに厳冬下にだけ存在する氷の王国!
そして、このハットたちの合間にお邪魔して穴を開けて釣りをすると、
比較的釣れやすいポイントということですねっ♪
さぁ、分厚く張った氷に穴を開けましょう!
穴を開けるにはこのような↓ 専用の大きなドリルを使います。
腰を落として、力一杯全力で、氷の大地に穴を開けていきますよ〜。
暖冬だと心配していた今年も、無事?(穴を開けるのにとても疲れますが、、、)30センチ以上も凍っているようです〜
氷の穴がなんとかあいたら、その穴を中心に快適に過ごすための小道具たちを設置して、氷の穴へエサをつけた糸を垂らします。
すると、ジャーーーンっ
こうなりますっ!!
いいお天気で、見晴らしも良くオープンスペース。
お隣さんとも程よく距離をとった好立地。
テントを設置するとこうなりますっ↓
ジャジャーーーンっ!!!
テントちっちゃっ、、、σ(^_^;)
大氷原にぽっつーんと小さなテント、、、
防風のためのオープンなシェルターテントですが、眼の前に氷の水平線が広がって雄大でダイナミックな景色の中での釣りは(好きな人には、、、)最高ですっ!( ♥ᴗ♥ )
テントを設置し、出来るだけ快適空間を演出しようとさらにカバンから小道具たちを引っ張り出して設置するのも束の間、
さっそく竿先にピクピクっと小さなアタリっ!
意気揚々、クルクルっと糸を巻き上げると
イエローバーチがかかっているではありませんかっ!! (ヤタッ、今年初魚っ!!!)
氷の上にあけた穴の中は真っ暗で、何が上がってくるかわかりません。。。
何が釣れてるかなー?っと
極寒の中苦労してあけた穴から、実際に魚が釣れて上がってくると感動です。感無量ですっ (TдT)
そして釣れてくれたイエローパーチに感謝しつつ、
白身でフライにするととてもおいしいお魚なので、キープします。(^人^)
この場所が釣れることを確認したので、
じっくりと腰を据えて釣ることにして、お昼ごはんの準備です。
お湯を沸かしてカップラーメンに注ぎ、ソーセージなどを焼く。
極寒の中での温かいご飯とカップラーメン、通常のカップラーメンより数十倍美味しい瞬間ですねっ!
いただきますっ! (-人-)
お腹も満たされたところで、午後のお茶を沸かしながら
ゆっくりと釣りです。。。
氷の王国では、おのおの好きなことをして過ごしています。
氷面も見えて綺麗といっても、所々ガタガタでクラック(ひび割れ)もある氷面をスケートしてる少年を発見っ!
「琵琶湖より大きな湖ぜんぶが僕のスケートリンクだよっ!フフン~♪ 」ということですね。
さすがのカナダ的スケールの大きさに激しく感動っ!
そんな少年少女や王国の整備に忙しい大人たちを横目にしながら
釣り続けておりますと、小ぶりですがイエローパーチがちょこちょこと釣れて
こんな感じ↓
丸ごとしっかりとフライにすれば骨ごと食べれそうなサイズもチラホラで、
満足満足。
日も傾いてきたので、そろそろ荷物をまとめて帰り支度を、、、
今日一日楽しませたくれたフィールドに感謝、一礼してふたつの穴を残して
帰路につきます。
氷の上の駐車場へ戻り、後ろを振り返ると遥か氷の王国が綺麗な夕暮れのライトに照らされていました。。。
っと、長くなってしまいましたが最後まで読み進めていただき
ありがとうございました。 m(_ _)m